米国を拠点とする名ジョッキーのひとり、F.プラ騎手が今年の米G1ケンタッキーダービーでの騎乗馬にエンジェルオブエンパイアを選んだことが分かった。競馬メディア『Thoroughbred Daily News』が同馬を管理するB.コックス調教師の話として報じている。

　クラシックエンパイア産駒のエンジェルオブエンパイアは2月のG2リズンスターステークスをL.サエス騎乗で、今月1日のG1アーカンソーダービーはプラ騎乗で連勝。一方でプラ騎手にはG2ルイジアナダービーなどデビュー3連勝したT.プレッチャー厩舎のキングズバーンズも選択肢にあった。

　コックス調教師は「フラヴィアン（プラ騎手）がエンジェルオブエンパイアに乗り続けてくれることに興奮している。（4馬身1/4差で圧勝した）アーカンソーダービーでの走りを再現できれば、KYダービーでも十分に勝ち負けできる。（ダービー当日の）5月6日が楽しみだ」と話している。