現地16日、愛カラ競馬場でG3アレッジドステークス（芝10ハロン）が行われ、W.ローダン騎乗のポイントロンズデールが1番人気に応えた。

　レースは逃げるビジュアリゼーションを2番手からポイントロンズデールが追う一騎打ちの展開となり、じりじりと差を詰めたポイントロンズデールがゴール前で見事に差し切り、1馬身半差の勝利を収めた。

　A.オブライエン厩舎のポイントロンズデールはオーストラリア産駒の4歳馬。2歳時にデビュー4連勝で愛G2フューチュリティステークスを勝ったが、昨年は4月のG1英2000ギニーで10着の完敗。以降は長期休養に入っていた。

　オブライエン調教師はギニーでの故障明けから約1年ぶりのレースを白星で飾ったポイントロンズデールを称賛。今後については同厩馬のルクセンブルクとの使い分けも考慮し、英G1コロネーションカップを目指しつつ、その前に一戦する意向を示したと競馬メディア『Thoroughbred Daily News』は伝えている。