現地17日、英ヨーク競馬場でG2デュークオブヨークステークス（芝6ハロン）が行われ、P.マルレナン騎乗の伏兵アジュアブルーが強豪相手に金星を挙げた。

　アジュアブルーは昨年に仏G1モーリスドゲスト賞などを制した3番人気ハイフィールドプリンセスをマークするように中段待機。ハイフィールドプリンセスが勝負どころで抜け出すと満を持して並びかけ、最後は半馬身差で先着した。

　1番人気に推されていたマーシュマンは5着まで。2021年秋にG1英チャンピオンズスプリントステークス勝ちのある2番人気クリエイティブフォースは故障発生で競走中止。致命傷を負って予後不良となった。

　M.ドッズ厩舎のアジュアブルーはスキャットダディ系エルカベイア産駒の4歳牝馬。昨秋から今年初戦まで3連勝しており、重賞初挑戦の今回は格上馬たちを下しての初制覇となった。