現地2日の英G1コロネーションカップで2着に敗れた昨年の愛ダービー馬ウエストオーバーは、ロイヤルアスコット開催での英G2ハードウィックステークスか7月の仏G1サンクルー大賞に向かうようだ。英競馬メディア『At The Races』が報じている。

　陣営のレーシングマネージャーは、強豪牝馬エミリーアップジョンには敗れたもののコロネーションCの内容を高評価。「序盤のスローペースがやや合わなかったのだろうが、結果に不満はない」「昨年のキングジョージ（5着）を除けば、悪い競馬をしたことがない馬だ」と語った。

　今後については「レース間隔が短すぎるかもしれないが、ハードウィックSになる可能性はある。サンクルー大賞と両にらみで、どちらかに出走することになるだろう」と話していた。