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サーパーシーで英ダービー制覇、ドワイヤー騎手がひざの負傷で引退

2023年07月04日 11:15

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 2006年にサーパーシーで英ダービーを制したM.ドワイヤー騎手が現地2日、左ひざの負傷のため現役引退を余儀なくされたと明らかにした。英競馬メディア『racingpost.com』が報じている。

 48歳のドワイヤー騎手は20223月の落馬で左ひざの前十字靭帯断裂および同箇所の骨の損傷という重傷を負い、以降は騎乗していなかった。

 ドワイヤー騎手は「靱帯と骨の上部を痛めたので深刻だと分かっていた。2カ月前に2度目の手術を受けたが、何かをする前にその結果を確認したかった」とコメント。「医者と話したところ、ひざは生活する分には問題ないところまで回復するだろうが現在進行形で問題を抱えており、プロとして騎乗するには不十分だ」と語っている。

 ドワイヤー騎手は2003年の英オークスをカジュアルルックで制してG1初勝利。その3年後に英ダービーをサーパーシーで勝ったほか、欧州以外でもフェニックスリーチで2003年のカナディアンインターナショナルステークスと2004年の香港ヴァーズ、2005年のドバイシーマクラシックを勝つなどの活躍があり、近年では2021年の英G1コロネーションカップをパイルドライヴァーで制していた。