英オークスなどG1を7勝した名牝マインディングの仔でドバウィ産駒のヘンリーロングフェローが、現地22日に愛カラ競馬場でのデビュー戦（芝7ハロン）を快勝した。

　母と同じA.オブライエン厩舎からデビューしたヘンリーロングフェローは、同じクールモアグループの所有でG2レイルウェイステークス5着馬のマイソロジーを1馬身3/4差で下して初勝利を挙げた。

　競馬メディア『Thoroughbred Daily News』によると、オブライエン調教師はヘンリーロングフェローについて「愛らしい馬だね。マインディングは今日のような（ソフトな）馬場もこなしたし、その息子も少し足を取られてはいたがしっかり走っていた。ライアン（ムーア騎手）も乗りやすい馬だと言っていたよ」と語った。

　マインディングは2015年にフィリーズマイルなど2歳G1を2勝し、翌16年は英1000ギニーと英オークスの二冠を達成。さらにプリティポリーステークスとナッソーステークス、クイーンエリザベス2世ステークスも制した。またマインディングの全妹チューズデーも昨年の英オークス、米G1ブリーダーズカップフィリー＆メアターフを勝っている。