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愛2歳G1フェニックスS、ブカネロフェルテが4馬身差で圧勝

2023年08月13日 09:39

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 愛2歳G1フェニックスステークス(セン馬不可、芝6ハロン)が現地12日にカラ競馬場で行われ、2番人気のブカネロフェルテが発馬を決めて先行すると、残り2ハロンから4馬身差を開いて圧勝した。

 最内枠のブカネロフェルテは大外枠の僚馬ローンチ(7番人気)とともに前後3馬身の隊列を先導。中間点で早くもローンチが苦しくなると労せず先頭に立ち、中団から追い上げる3番人気のポルタフォーチュナを寄せつけなかった。

 1馬身1/2差の3着争いを4番人気のギブミーザビートボーイズが制し、1番人気のアンクエスチョナブルは3番手から伸びを欠き、さらに短アタマ差の4着に敗れた。

 ブカネロフェルテはA.マリー調教師が管理するウートンバセット産駒の牡馬で、ロイヤルアスコット開催の2歳G2コヴェントリーステークスで3着後、前走のG2レイルウェイステークスでアンクエスチョナブルを破り重賞初制覇。今回と連勝で全3勝(4戦)をカラ競馬場で挙げたことになる。

 地元メディアの『irishracing.com』によると、マリー師はブカネロフェルテの次走をG1ヴィンセントオブライエンナショナルステークスと明言。「7ハロンへの距離延長は何ら問題ない」「緩い馬場の方がいいと思うが、良馬場でも勝っている。今日の馬場は前走よりも少し緩かった。未勝利戦(デビュー戦)は不良馬場で凄く強かったけど、速い馬場でも勝ったし問題にならない」とコメントしている。