昨年の米エクリプス賞最優秀芝牡馬に輝くなど、G1レースを5勝しているモダンゲームズが電撃引退。同馬を所有するゴドルフィンより現地15日に発表された。

　ドバウィ産駒のモダンゲームズは2歳時のブリーダーズカップジュベナイルターフをはじめ、3歳時には仏2000ギニーとウッドバインマイル、BCマイルを制覇。さらに4歳の今年は5月のロッキンジステークスでG1レース5勝とし、通算16戦8勝の戦績を残した。また、半妹のモージも今年の英1000ギニーを制している。

　同馬を管理したC.アップルビー調教師は「モダンゲームズを調教したことは輝かしく、ゴドルフィンにとって価値ある存在だった。ブリーダーズカップで2勝し、2022年にはギニー制覇トリオの1頭となり、今年もロッキンジSを勝ったことは彼の能力やタフネス、耐久性を示している」「彼は我々の要求に全て応えてくれたし、モールトン・パドック（アップルビー厩舎）としては淋しい。彼が次のステージで大成功することを確信している」と惜別のコメントを寄せている。

　今後のモダンゲームズは種牡馬入りするが、詳細は後日に発表されるとのこと。