1月末のドバイG1ジェベルハッタで最下位に終わったモージの引退が、同馬を所有するゴドルフィンから発表された。米競馬メディア『bloodhorse.com』が報じている。

　モージは3歳だった昨年にG1英1000ギニーと米G1クイーンエリザベス2世チャレンジカップを連勝。11月の米G1ブリーダーズカップマイルも2着と好走したが、今年1月26日のジェベルハッタでは鞍上が途中で追うのをやめて大差の最下位での入線となっていた。

　S.ビン・スルール厩舎が管理していたモージはエクシードアンドエクセル産駒。半兄のモダンゲームズ（父ドバウィ）も仏2000ギニーと米G1ブリーダーズカップマイルなどを勝っており、きょうだい揃って欧州クラシックと米G1のダブル制覇を達成した。