現地26日、米サラトガ競馬場でG1バレリーナハンデキャップ（3歳以上牝馬、ダート7ハロン）が行われ、F.ジェルー騎乗のエコーズールーが1番人気に応えて快勝した。

　エコーズールーは発馬ひと息もすぐに盛り返し、グッドナイトオリーブを抑えて先頭に。直線に入るとエコーズールーがリードを広げ、追いすがるグッドナイトオリーブに2馬身半差をつけてゴールに飛び込んだ。さらに6馬身1/4差の3着にはマタレヤが入っている。

　S.アスムッセン厩舎のエコーズールーはガンランナー産駒の4歳馬。2歳時にデビュー4連勝でG1ブリーダーズカップジュベナイルフィリーズを制したが、昨年はブリーダーズカップフィリー＆メアスプリントでグッドナイトオリーブの2着に敗れ、エクリプス賞最優秀短距離牝馬のタイトルもライバルに奪われた。

　しかし今年は前走のG2オナラブルミスハンデキャップを含め、これで重賞3連勝。グッドナイトオリーブが休み明けの今季初戦かつ斤量が1ポンド重かったとはいえ、ひとまず雪辱を果たした。