米サンタアニタパーク競馬場で現地4日に行われたブリーダーズカップフィリー＆メアスプリント（3歳以上牝馬、ダート7ハロン）は、圧倒的人気のグッドナイトオリーブが好位追走から直線で手応え良く抜け出し、2着の8番人気ユウギリに2馬身3/4差をつけて圧勝した。

　さらに1馬身3/4差の3着に最低9番人気のスリーウィッチーズが入線。日本から遠征したメイケイエール（6番人気）はスタート直後に前方をカットされ、中団に押し上げて追走するも最終コーナーを前に苦しくなって勝ち馬から13馬身3/4差の9着に終わった。

　グッドナイトオリーブは逃げるイーダと外に並ぶ2番人気ソサイエティの背後で内ラチ沿いにつけ、外でユウギリが並走。最終コーナーでペースが上がるとソサエティの外に持ち出され悠然と先頭に立ち、追いすがるユウギリを寄せつけなかった。

　C.ブラウン調教師が管理するグッドナイトオリーブは昨年に続きBCフィリー＆メアスプリントの連覇を達成。これでG1レース4勝目（重賞5勝目）とした。このレースはブラウン師が3勝目でI.オルティスJr.騎手は4勝目。両者ともBC開催で通算18勝目としている。