現地9月2日に米ケンタッキーダウンズ競馬場で行われる、G3ながら総賞金200万ドル（約2億9000万円）という破格のレースとして注目度の高いミントミリオンズ（芝8ハロン）に、欧州からの遠征馬も含めてG1でも好走した有力馬が集まった。

　2021年にG3へ昇格したばかりというミントミリオンズだが、今年は昨秋にG1ターフマイルステークスを制したアナポリスや、昨年の2着馬で今年1月のG1ペガサスワールドカップターフを制したアトーンらが参戦。欧州からは2歳時に仏G1クリテリウムアンテルナシオナル2着があり、昨年のG1仏2000ギニー4着だったエインシャントロームが遠征してくる。

　ちなみに総賞金200万ドルがどれほどすごいかというと、ブリーダーズカップ開催を除けば米国で最も賞金の高い芝レースとなり、さらにケンタッキーダービーとペガサスWCも除けばダートレースを含めても北米で3番目にリッチなレースとなる。