ヴァンディークが後方から一気、英2歳G1ミドルパークSで無傷の4連勝
2023年10月01日 07:19
2歳牡馬による英G1ミドルパークステークス(芝6ハロン)がニューマーケット競馬場で現地9月30日に行われ、後方2番手で中間点を通過した1番人気のヴァンディークが、残り1ハロンから2馬身1/4差と突き抜けて圧勝した。
ゲートで1馬身ほど後手を踏む格好になったヴァンディークは序盤に力みも目立ち、鞍上のJ.ドイル騎手が懸命の折り合い。残り2ハロンで2番人気リバータイバーの横に進路が開くとすかさず飛び込み、そこから一気に加速して決着をつけた。
リバータイバーを挟んでヴァンディークと反対の大外から伸びた3番人気のタスクフォースが、リバータイバーとの2着争いをアタマ差で制した。
S&E.クリスフォード調教師が管理するヴァンディークはガリレオ系ハヴァナグレー産駒で、前走の仏G1モルニー賞に続く2度目のG1制覇。G2リッチモンドステークスと合わせて重賞3勝目、7月21日のデビュー戦から無傷の4連勝とした。
英競馬メディア『attheraces.com』などは、ヴァンディークの状態次第で10月14日のG1デューハーストステークスに使う可能性があるというサイモン師のコメントを報じている。