現地9月30日、豪ランドウィック競馬場で行われたG2プレミアステークス（3歳以上、芝1200m）は、内ラチ沿いで4番手を追走した1番人気のシンクアバウトイットが直線では逃げ馬の内を突いて抜け出し、後方から大外を回った4番人気ハワイファイブオーの追い込みを0.16馬身振り切った。

　0.74馬身差の3着に勝ち馬の背後を立ち回った3番人気のベラニポティナが続き、豪州に移籍2戦目のアルコールフリー（5番人気）は勝ち馬の外から伸び切れず4着。モーリス産駒のマズは出走を取り消した。

　J.プライド調教師が管理するソーユーシンク産駒のシンクアバウトイットは通算4度目の重賞制覇。昨シーズンは6月10日のG1ストラドブロークハンデキャップ勝ちで終え、3カ月半ぶりの5歳初戦も制して連勝を「8」に伸ばしている。