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豪G3ザバートカミングス、フューチャーヒストリーが逃げ切ってメルボルンCへ

2023年10月11日 11:55

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 豪フレミントン競馬場で現地7日にザバートカミングス(3歳以上、芝2520m)が16頭により争われ、4番人気のフューチャーヒストリーが好スタートから先頭に立つと、そのままマイペースに持ち込んで逃げ切った。

 中団馬群の外から1番人気のファーストイモータルが追い上げるも0.75馬身及ばず2着、3番手を追走した2020年の英ダービー馬サーペンタイン(6番人気タイ)が3着争いを制した。

 フューチャーヒストリーはC.マー&D.ユースタス調教師が管理するショーケーシング(父オアシスドリーム)産駒のセン馬。2021年にフランスでデビューして2022年10月を最後に豪州へ移籍し、今年6月に実戦復帰を果たし4戦して今レースに臨んでいた。豪州では6歳表記だが、英国産馬のため実際は5歳秋の馬齢になる。昨年9月の仏G3ラクープドメゾンラフィット(5着)以来、2度目の重賞挑戦で初制覇としている。

 この勝利によりフューチャーヒストリーはメルボルンカップの優先出走権を獲得。レーシングヴィクトリア(RV)は本番でのハンデを増量せず、当初の発表通り50kgに据え置いている。