NEWS

ニュース

ニュース/コラム

【BCマイル】マスターオブザシーズが豪快に追い込み、ソングラインは末脚不発で5着

2023年11月05日 08:45

  • 友だち追加数

 米G1ブリーダーズカップマイル(3歳以上、芝8ハロン)が現地4日にサンタアニタパーク競馬場で行われ、3番人気のマスターオブザシーズが後方追走から豪快に追い込み、好位から押し切り寸前の2番人気モージを際どく差し切った(ハナ差)。

 日本から参戦したソングライン(1番人気)は中団キープから伸び切れず勝ち馬から1馬身半ほどの5着、ウインカーネリアン(5番人気)はゲートを決めて逃げたものの11着に終わった。

 ウインカーネリアンが抜群の発馬からハナに立ち、背後の3番手にモージで向正面の中間点を通過。3馬身ほど離れた4番手で6番人気カサクリードと昨年の2着馬で9番人気のシャールズスパイトが並走し、さらに約2馬身少々の中団にソングライン、先頭から12馬身ほどの後方2番手にマスターオブザシーズが収まった。

 モージは直線早々にウインカーネリアンを捕らえて先頭に立ち、これをカサクリードが追撃。ソングラインも直後から続いたが、直線入口の反応で置かれてしまう。モージはカサクリードから1馬身ほどのリードで押し切りを図るも、大外から直線に突入したマスターオブザシーズが際立つ脚勢で追い込み、最後に首を突き出してモージを捕らえた。

 マスターオブザシーズはC.アップルビー調教師がドバウィ産駒で、2着のモージともどもゴドルフィンの所有。今回は2走前のウッドバインマイルに続く2度目のG1制覇、重賞は通算7勝目とした。アップルビー師とW.ビュイック騎手のコンビはBCマイル3連覇としている。

(人気は日本での発売分)