アイルランドのクールモアスタッドが現地7日に2024年の種牡馬ロースターと種付け料を公表。産駒が大ブレーク中のウートンバセットを欧州でも最高クラスの20万ユーロ（約3200万円）に設定した。

　この2023年、ウートンバセット（父イフラージ）の産駒は2、3歳馬を中心に大活躍。キングオブスティール（英チャンピオンステークス）やアンクエスチョナブル（ブリーダーズカップジュベナイルターフ）、ブカネロフェルテ（フェニックスステークス）がG1レースを制した。

　ウートンバセットの今季種付け料は15万ユーロ（約2400万円）だったが、ノーネイネヴァーを抜いてクールモアで最高額となった。なお、ノーネイネヴァーは今季の17万5000ユーロ（約2800万円）から15万ユーロに値下げされている。

　また、英エクリプスステークスなどG1レースを4勝して種牡馬入りしたパディントンは5万5000ユーロ（約880万円）に設定。同じシユーニ産駒のセントマークスバシリカは6万5000ユーロ（約1045万円）から5万ユーロ（約800万円）に減額、初年度産駒が今年誕生したソットサスは2万5000ユーロ（約400万円）に据え置かれている。