今年の英1000ギニー馬で、今月の米G1ブリーダーズカップマイルではハナ差2着と好走したモージが冬をドバイで過ごし、来年3月のG1ドバイターフを目指すことが分かった。競馬メディア『Thoroughbred Daily News』が報じている。

　S.ビン・スルール厩舎のモージはエクシードアンドエクセル産駒の3歳牝馬でゴドルフィン所有馬。今年も冬にドバイで2連勝後、約2カ月ぶりのレースだった5月の英1000ギニーを制した。そこからは約5カ月の休養を経て10月に米G1クイーンエリザベス2世チャレンジカップを勝利。BCマイルではマスターオブザシーズのハナ差2着だった。

　スルール調教師は「現時点では彼女はドバイに戻る予定。恐らく（復帰戦は3月のドバイG1）ジェベルハッタからで、そこからドバイターフだろう」とコメント。「その後は欧州で彼女のためのレースを探すことになる。キーンランドで9ハロン戦（QE2CC）を勝ったが、ベストはマイルだと思う」と続けていた。