香港国際競走の前哨戦を制した各陣営が、それぞれの本番に向けて慎重な構えを見せている。現地メディアの『サウスチャイナモーニングポスト』（電子版）が現地21日付けで報じた。

　香港カップの前哨戦であるジョッキークラブカップを制したストレートアロンのC.ファウンズ調教師は、ロマンチックウォリアーらと対戦することになる本番では「4着か5着ではないかな。力を出し切ってもね」とあまり大きな自信を示していない。

　また、香港マイルの前哨戦、ジョッキークラブマイル勝ちのビューティーエターナルについてはZ.パートン騎手が「いい走りを見せてくれた。彼にはあのようなパフォーマンスを期待していたし、次のステップへ進むことができる」と評価。しかし、その一方でゴールデンシックスティらと対戦する本番に向けては「もっとステップアップしなければならない」と、さらなる成長を促している。

　なお、パートン騎手はジョッキークラブスプリントで今季初勝利を挙げたラッキースワイネスもまだ本調子にないと感じており、本番へ良化が必要と話している。