現地12月10日のG1香港ヴァーズに選出されていた地元馬ロシアンエンペラーが、同レースを回避すると現地メディアの『サウスチャイナモーニングポスト』（電子版）が29日付で報じた。

　ロシアンエンペラーはD.ホワイト厩舎が管理するガリレオ産駒の6歳セン馬。2020年の英ダービー7着などの後に香港へ移籍し、22年2月のG1香港ゴールドカップと同5月のG1チャンピオンズ＆チャターカップを制した。

　今年は2月にドーハG1のエミールトロフィーを制覇。5月にはチャンピオンズ＆チャターカップ連覇を達成し、今月19日のG2ジョッキークラブカップは8着だった。

　なお同メディアは回避理由について「獣医学的な問題」と伝えている。