米芝路線で活躍のグーフォ、芝とAWレースがメインのカナダで種牡馬入り
2023年12月09日 11:52
米芝路線で息の長い活躍を見せていたグーフォが引退し、カナダのトロント郊外に新設されるバリークロイ・ブラッドストックで種牡馬入りすることが分かった。米競馬メディア『bloodhorse.com』が報じている。
グーフォはデクラレーションオブウォー産駒の6歳馬。3歳だった2020年10月にベルモントダービーでG1初制覇を果たすと、翌21年8月にはG1ソードダンサーステークスを勝利した。
22年にはソードダンサーSの連覇を達成。今年は出走しておらず、通算21戦9勝での引退となった。
グーフォの共同生産者のJ.リトル氏は「グーフォが芝で大成功を収めたことで、バリークロイが欲しがったのは間違いない。(芝とオールウェザーがメインの)ウッドバインではダートは走らないから」とコメント。バリークロイのM.ケンプ氏もその点を認め、オンタリオ州などの繁殖牝馬にぴったりの種牡馬を提供できると期待を寄せている。