現地10日のG1香港スプリントで、1番人気のラッキースワイネスは昨年6着からの雪辱を見事に果たした。

　昨年は馬群に包まれる不完全燃焼なレースで敗れたラッキースワイネスは、今年も直線で進路が狭くなる状況に。だがZ.パートン騎手は前を行くビクターザウィナーの外に切り替えて再加速し、見事な勝利に導いた。

　香港ジョッキークラブの公式サイトによると、「それが競馬だ」と語ったパートン騎手は「私がビクターザウィナーの内を突いた時にジェームズ（マクドナルド騎手）がシフトインして進路を狭めてきたが、ラッキースワイネスが素早く加速したのでビクターザウィナーの後ろを横切ることができた。彼はやるべきことをしっかりやった。彼を愛しているよ」とレースを振り返っていた。