ドバイG1アルマクトゥームチャレンジ、異色の経歴持つカビールカーンが圧勝
2024年01月27日 11:25
現地26日、ドバイのメイダン競馬場でG1アルマクトゥームチャレンジ(ダート1900m)が行われ、P.ドッブス騎乗のカビールカーンが圧勝した。
カビールカーンは序盤は逃げ馬たちからはやや離れた4番手をキープ。向こう正面で差を詰めると2番手で直線に入り、鞍上が追い出すと残り300メートルで早くも先頭に。その後も後続との差を広げ、2着のフランツシュトラウスに4馬身3/4でゴールした。
現在はUAEのD.ワトソン厩舎に所属するカビールカーンはカリフォルニアクローム産駒の4歳馬。米国生まれだがカザフスタンでデビュー後にロシアを主戦場としていた異色の経歴の持ち主で、重賞初挑戦でのG1初制覇で通算11戦10勝となった。