5月に開催される米G1ケンタッキーダービーへ向けた長期前売り、フューチャー・ウェイジャーの第4回目（プール4）が現地16日から18日まで行われ、17日にG2リズンスターステークスを勝ったばかりのシエラレオーネが実質的な1番人気に浮上した。

　シエラレオーネは個別に提示された39頭以外の「その他すべての3歳馬」の6倍を除けば、最も低い7倍のオッズに。前回まで実質的な1番人気だった2歳王者フィアースネスはG3ホーリーブルステークスで3着に敗れたことで17倍の実質的な4番人気タイまで後退した。

　シエラレオーネに次いで人気だったのは、レムゼンSの勝ち馬で昨年のKYダービー馬メイジの全弟ドーノック（10倍）。2歳G1シャンペンステークス勝ち馬ティンバーレイク（16倍）が続き、2歳G1ブリーダーズフューチュリティを制したロックト（17倍）がフィアースネスと並んでいる。

　前回から名を連ねた日本調教馬2頭は、全日本2歳優駿を制したフォーエバーヤングが35倍から22倍まで下がって実質的な7番人気タイに。カトレアステークス勝ちのアマンテビアンコは100倍から122倍のオッズとなった。