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【サウジ現地発】ハーツコンチェルトはモレイラ起用「世界一の騎手に任せます」/ネオムターフC

2024年02月24日 19:59

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【リヤド(サウジアラビア)=木南友輔】ネオムターフC(G2、芝2100メートル、24日=キングアブドゥルアジーズ)は格付けが昨年までのG3からG2に昇格して行われる。過去に参戦した日本調教馬は2頭。20年のディアドラが鼻差2着、22年のオーソリティが勝利を挙げており、日本馬にとっては好相性のレースとなっている。今年は3頭が参戦する。

 ハーツコンチェルト(牡4、武井)はレース前日の23日も元気にダートコースを駆け抜けた。サウジで馬を確認した武井師は「日本にいた時と変わらないですね。いい雰囲気だと思います。日本にいた時と馬体重も変わらない。(コースについては)鞍上はモレイラさんですからね。世界一のジョッキーに任せます。次のことは考えず、ここに全力投球です」と話す。

 昨年のダービーで3着に好走した世代のトップホースの1頭。その後、神戸新聞杯5着、菊花賞6着、日経新春杯4着と歯がゆい結果が続く。今回はデビューからコンビを組んできた松山騎手ではなく、新たに鞍上にモレイラ騎手を迎える。

 強調できるのは“左回りの安定感”か。新馬戦は中京で2着を8馬身ちぎり、東京では最速上がりの東スポ杯2歳S3着、トライアルの青葉賞2着、ダービー3着。9戦1勝の戦績だが、左回りは【1・1・2・0】と安定している。左回りのキングアブドゥルアジーズ競馬場で、能力全開を期待したい。

出典:日刊スポーツ