【サウジダービー】フォーエバーヤングが際どく差し切り、日本勢は3年ぶりの3勝目
2024年02月25日 11:18
現地24日、サウジアラビアのキングアブドゥルアジーズ競馬場で行われたG3サウジダービー(3歳、ダート1600m)で、日本から遠征したフォーエバーヤングが先に抜け出したアメリカのブックンダンノをゴール寸前で際どく差し切り。3年ぶり3頭目となる勝利を日本にもたらした。
フォーエバーヤングは発馬のタイミングが合わず、中団馬群の外から押し上げるように追走。ブックンダンノの背後につけて最終コーナーを迎えるも、直線入口から突き放されて一時は3馬身ほど差を広げられる。それでも馬場の三分所から懸命に末脚を伸ばし、最後に首を突き出した所がゴールだった。
ブックンダンノはアタマ差の2着、さらに6馬身開いた3着にアメリカのベントルナートが粘り込み、サトノフェニックスは後方集団のまま10着、セットアップはハナを切るも最終コーナーで捕まり11着に終わった。
矢作芳人調教師が管理するリアルスティール産駒のフォーエバーヤングは、昨年11月のJBC2歳優駿、同12月の全日本2歳優駿に続く3度目の重賞制覇。これでデビューから無傷の4連勝とした。