現地2日、ドバイのメイダン競馬場でG1ドバイシーマクラシックの前哨戦にあたるG2ドバイシティーオブゴールド（芝2410m）が行われ、M.バルザローナ騎乗のボールドアクトが快勝した。

　縦長となった馬群でちょうど中間の5番手につけたボールドアクトは、淡々と流れるレース展開でポジションをキープ。直線に入って追い出すと、大逃げを打っていた独G1オイロパ賞2着馬トレバウナンスを残り300メートル付近でとらえて先頭へ。内から追い上げてきた同厩舎・同馬主のウォーレンポイントにも2馬身差をつけてゴールした。

　さらに4馬身3/4差の3着に2021年の独ダービー馬シスファハン。トレバウナンスは5着に終わった。

　C.アップルビー厩舎のボールドアクトはニューアプローチ産駒の4歳セン馬でゴドルフィン所有馬。欧州を主戦場としていたが重賞初勝利は昨秋の米遠征でのG3シカモアステークスで、今回はそれ以来のレースだったが見事に重賞2連勝を決めた。