独ハンブルク競馬場で現地1日に行われたG2ハンザ大賞（3歳以上、芝2400m）は、アシステント（1番人気タイ）が5頭一団の最後方から馬群の中を抜けて外ラチ側を伸び、2着に1馬身1/4差をつけて快勝した。

　昨年の2着馬で逃げ粘る3番人気ノーザンルーラーと4番手から内を伸びる一昨年の独ダービー馬シスファハン（5番人気）が同着で2着を分け合い、昨年の独ダービー馬で勝ち馬と並び1番人気のサンマルコは2番手から伸び切れず4着に終わった。

　アシステントはシーザムーン産駒の4歳牡馬で、昨年は独ダービーやオイロパ賞で4着などG1には一歩及ばなかったが、今年は4月23日のG2カールヤスパース賞で重賞制覇。続く前走のG2バーデン経済大賞は1番人気で最下位の6着も、巻き返しに成功して2度目の重賞制覇とした。