豪ランドウィック競馬場で現地9日にゴールデンスリッパーステークス前哨戦のG2トッドマンステークス（2歳牡・セン馬、芝1200m）が8頭により争われ、2番人気のスイッツァランドが5番手キープから迎えた直線で余力十分に差し切りを決めた。

　0.91馬身差の2着に1番人気のストレイトチャージが逃げ粘り、さらに1.21馬身差の3着には勝ち馬の内からラチ沿いを突いて5番人気のシャングリラエクスプレスが続いた。

　スイッツァランドはC.ウォーラー調教師が管理するスニッツェル産駒の牡馬でクールモアらの共同所有。1月27日のデビュー戦から無傷の3連勝で重賞初制覇とした。

　この勝利によりスイッツァランドはゴールデンスリッパーSにおける馬券販売公社『TAB』の前売りで4.50倍の2番人気に浮上。G2スカイラインステークスを快勝したG.ウォーターハウス＆A.ボット調教師の1番人気ストームボーイ（2.30倍）ともどもクールモアの共同所有でJ.マクドナルド騎手が勝利に導いたため、豪競馬メディア『racenet.com.au』は本番で一方にR.ムーア騎手が起用されると報じている。