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日本勢の勝機拡大? UAEダービーに参戦予定の米調教馬はパンダゲートの1頭のみ

2024年03月13日 13:10

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 ドバイワールドカップデーに出走意思を表明している各国のメンバーがドバイレーシングクラブ(DRC)より発表され、日本のフォーエバーヤングが本命視されているUAEダービーに参戦する可能性のあるアメリカ調教馬はパンダゲートの1頭のみであることが明らかになった。

 パンダゲートはC.クレメント調教師が管理するアロゲート産駒で3戦2勝。昨年10月のデビュー戦で9馬身差、今年2月25日の前走は重賞未格付けのガンダーステークスで5馬身1/2差と、ともにアケダクト競馬場のダート8ハロンを舞台にしたニューヨーク州産馬限定戦で圧勝。しかし、12月の2戦目はローレルパーク競馬場の条件戦(ダート8.5ハロン)で勝ち馬に5馬身近く離されて3着に敗れている。

 ニューヨーク競馬協会(NYRA)の公式サイトは現地3日、パンダゲートの今後に関してケンタッキーダービー前哨戦のG2ウッドメモリアルステークスや4月20日のフェデリコテシオステークス、そしてUAEダービーなどさまざまな選択肢があると紹介していた。

 しかし、クレメント師は11日になって米競馬メディア『drf.com』に対し、UAEダービーの出走は決定ではないものの最有力と回答。パンダゲートには現時点でKYダービーの出走ポイントがなく、UAEダービーに勝てば100ポイント獲得で当確となるが、クレメント師は「1戦ずつとしよう」と続けてKYダービーまでの展望がないことを示唆した。なお、パンダゲートはフロリダ州にある調教施設のペイソンパークで10日に追い切られ、5ハロンから1分2秒の時計を出している。