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欧州短距離界の名牝ハイフィールドプリンセス、重傷を負って電撃引退

2024年03月15日 12:34

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 欧州の短距離路線で活躍してきた牝馬ハイフィールドプリンセスが、現地12日に厩舎で重傷を負い、電撃引退を余儀なくされた。競馬メディア『Thoroughbred Daily News』が報じている。

 同馬を管理するJ.クイン厩舎はハイフィールドプリンセスが治療を続けていることを明らかにし、「完全に回復するにはまだ遠いが、時間と治療が彼女を救うと願っている」と、無事に繁殖入りできることを祈っている。

 ハイフィールドプリンセスはナイトオブサンダー産駒の7歳馬。2022年の5歳春に重賞初制覇の遅咲きだったが、その夏から秋にかけてモーリスドゲスト賞、ナンソープステークス、フライングファイブステークスと欧州の短距離G1を3連勝。2023年も仏G1アベイドロンシャン賞を制すなど、通算39戦14勝の成績を残した。