現地16日、豪ローズヒルガーデンズ競馬場でドンカスターマイル前哨戦のG2エイジャックスステークス（3歳以上、芝1500m）が13頭により争われ、デモクラシーマニュフェスト（2番人気タイ）が9番人気テリトリーエクスプレスとの接戦を0.02馬身差で制した。

　後方2番手で中間点を通過したデモクラシーマニュフェストは馬群の大外から直線に突入。前方のラチ沿いから馬群を割るテリトリーエクスプレスと最後の100mを叩き合って際どく勝利を手にした。

　さらに0.57馬身差の3着にデトネイタージャック（2番人気タイ）が続き、1番人気のアモールヴィクトリアスは7着に終わった。

　デモクラシーマニュフェストはC.ウォーラー調教師が管理するサドラーズウェルズ系フライングアーティー産駒の5歳セン馬で、昨年9月のG3キャメロンハンデキャップに続く2度目の重賞制覇。この勝利によりドンカスターマイルの優先出走権を獲得した。なお、ドンカスターマイルと対をなす春のG1エプソムハンデキャップでは勝ち馬から1.28馬身差の5着に善戦している。