フランス競馬、国内調教馬と馬主の増加プランを発表
2024年03月30日 11:00
フランスの競馬統括機関フランスギャロは、国内で調教される馬の頭数を増やすことを目的とした新たなオーナーズプランを発表した。競馬メディア『Thoroughbred Daily News』が報じている。
フランスにおける馬主の数は過去3年間で600人増加したが、調教中の馬の数、ひいては出走頭数も減少した。 フランスギャロはその理由について、新馬主の多くが共有所有権を選択したためであると指摘。完全に馬を所有する馬主は少なくなり、20頭以上の馬を所有する馬主の数は過去10年間で半減したという。
新たなプランではこれらの課題解消のために50の取り組みを提案。最終的にはフランスで調教される馬を1万頭にすることで、2026年末までに馬主を1000人増やすことも目標としている。