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NZの新たな女傑オーケストラル、豪G1ヴァイナリースタッドSも制す

2024年04月02日 16:32

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 現地3月30日、豪ローズヒルガーデンズ競馬場でG1ヴァイナリースタッドステークス(3歳牝馬、芝2000m)が行われ、J.マクドナルド騎乗のオーケストラルが1番人気に応えた。

 レースは9頭立ての中段で流れに乗ったオーケストラルに対し、3番手のトゥッタラヴィータが第3コーナー付近から早めにまくって先頭に出る展開。しかしオーケストラルは慌てず直線で先行勢の外からスパートすると、ゴール前できっちりとトゥッタラヴィータを差し切った。

 勝ち馬から0.63馬身差でトゥッタラヴィータが続き、3着には後方から追い上げた ザルドーズィが入った。中條大輝厩舎の管理馬トゥルーフェアリーは8着だった。

 R.ジェームズ&R.ウェルウッド厩舎のオーケストラルはニュージーランド生まれのサヴァビール産駒。今月2日のニュージーランドダービーに続くG1連勝で、これで通算9戦6勝となった。

 豪競馬メディア『racing.com』によると、次走については来週のG1オーストラリアンダービーと再来週のG1オーストラリアンオークスが選択肢として浮上しているが、ウェルウッド調教師は状態を確認してから関係者と相談して決めるとしている。