NEWS

ニュース

ニュース/コラム

豪G3ネヴィルセルウッドS、サーペンタインが2020年英ダービー以来の重賞勝ち

2024年04月03日 11:43

  • 友だち追加数

 現地3月30日に豪ローズヒルガーデンズ競馬場で行われたG3ネヴィルセルウッドステークス(4歳以上、芝2000m)を2020年の英ダービー馬サーペンタインが逃げ切り。久々の重賞勝利を飾った。

 2番人気のサーペンタインは好発からハナを切り、最終コーナーを前に2番手の馬に並び掛けられる苦しい展開となる。この相手を直線入口で突き放すも、今度は道中4、5番手追走の1番人気ゼイレックの強襲を受け、残り200mでは首ほど前に出られた。しかし、そこからサーペンタインが差し返してゴールでは0.53馬身差をつけた。

 ガリレオ産駒のサーペンタインはコロナ禍で7月の変則開催となった2020年の英ダービーを制覇。しかし、その後は白星がなく2022年7月にはアイルランドのA.オブライエン厩舎から豪州のR.ヒックモット厩舎へ移籍するとともに去勢された。

 2023年になるとG.ウォーターハウス&A.ボット厩舎へ再び転厩し、4月末の移籍初戦でハンデ戦に勝利。それが約2年10カ月ぶりの白星で、今年3月の前走ではリステッドも勝ったが、重賞に限れば英ダービー以来となる約3年9カ月ぶりの2勝目となった。