2018年に米三冠馬となったジャスティファイのG1サンタアニタダービー失格が正式に決まった。米競馬メディア『bloodhorse.com』が報じている。

　ジャスティファイはサンタアニタダービーで1着となったが、レース後の検査で禁止薬物であるスコポラミンに陽性反応を示した。このため2着だったボルトドーロの馬主が訴訟を起こし、長く法廷闘争が続いていた。

　この結果、サンタアニタダービーの着順は1着がボルトドーロに修正。ジャスティファイの三冠制覇そのものに影響はないが、「6戦無敗の三冠馬」ではなくなることになる。またジャスティファイ陣営のウィンスターファーム、M.スミス騎手、B.バファート調教師は賞金の返還を命じられた。