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​米G2サンタアニタオークス、絶好調デットーリ騎乗のナッシングライクユーが圧勝

2024年04月08日 12:35

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 現地6日、米サンタアニタパーク競馬場でG1ケンタッキーオークス路線の重要な前哨戦となるG2サンタアニタオークス(3歳牝馬、ダート8.5ハロン)が行われ、L.デットーリ騎乗のナッシングライクユーが同じB.バファート厩舎の無敗馬キンザを7馬身半差でちぎり捨てた。

 5頭立ての小頭数で行われたレースはキンザが先頭に立ってペースを握り、ナッシングライクユーはほぼ一団となって進む4頭の4番手に。第4コーナー手前からキンザのJ.ヘルナンデス騎手が激しく仕掛けていくが差は広がらず、内の経済コースを回ったナッシングライクユーが直線入り口であっさりと先頭に立つ。

 デットーリ騎手が追い出すと後続との差は見る見るうちに広がり、最後はゴール前で鞍上がガッツポーズする余裕のゴールだった。なおデットーリ騎手はこの日、このレースを含めて騎乗機会6連勝を達成している。一方のキンザは4戦目にして初黒星となった。

 ナッシングライクユーはマリブムーン産駒。昨年12月にG2スターレットステークスを勝ったが前走のG3ラスヴァージネスステークスは4着どまり。しかしこのレースでは圧勝劇を見せ同厩の強豪キンザに土を付けた。

 ただし両馬を管理するB.バファート厩舎は薬物違反による処分でKYオークスへの出走が認められていないため、優先出走権争いのポイントは付与されなかった。