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【QE2世C】ノースブリッジの奥村武師と香港の縁…16年前に助手で参戦「素晴らしい経験」

2024年04月23日 12:59

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 クイーンエリザベス2世C(G1、芝2000メートル、28日=シャティン)に挑むノースブリッジ(牡6、奥村武)について、香港ジョッキークラブの公式ニュースが、管理する奥村武調教師(47)と香港チャンピオンズデーの縁を紹介している。

 開業前は国枝厩舎で調教助手として働いていた奥村武師。ホースマンになって、最初の海外遠征は16年前、08年の香港チャンピオンズデーだった。クイーンエリザベス2世Cにマツリダゴッホ、チャンピオンズMにマイネルシーガルで参戦し、それぞれ6着、10着という結果だった。

 奥村武師は「もちろん、レースへ向けて全力を尽くしましたが、香港を大きな台風が直撃して、私たちの移動、飛行機が遅れてしまい、馬たちも出発まで長い時間待たされることになりました。不運なスタートも含め、すべてが私にとって、素晴らしい経験でした。香港の競馬は進んでいて、地元の人も競馬に熱狂していることに感銘を受けました」と回顧し、「いつか自分の管理馬を連れて香港に行きたいと思っていました」と香港遠征へ向けた思いを語っている。

 奥村武厩舎はノースブリッジの前走カタールのアミールトロフィー(4着)が開業後、初の海外遠征。前走後、ターゲットにしていたクイーンエリザベス2世Cの招待が届き、トレーナーと主戦岩田康騎手と縁のある香港の地でG1タイトルをつかみに行く。

出典:日刊スポーツ