現地5日、香港シャティン競馬場でG3クイーンマザーメモリアルカップ（芝2400m）が行われ、M.チャドウィック騎乗のラシティブランシュが接戦を制した。

　縦長となった馬群の中段からレースを進めたラシティブランシュは、残り800メートル付近からロングスパート。直線では馬場の中央に持ち出して追い上げ、最後は1番人気のファイブジーパッチとの叩き合いをクビ差で制した。

　A.クルーズ厩舎のラシティブランシュはシティスケープ産駒の5歳馬。アルゼンチンから移籍後は苦戦が続き、今季はハイペースで出走して10戦未勝利だったが、今回は最軽量タイの軽ハンデにも助けられて重賞初勝利を手にした。