芦毛の凱旋門賞馬アルピニスタとディープインパクト後継種牡馬スタディオブマンが交配
2024年05月11日 16:43
22年の凱旋門賞を制した英国のアルピニスタ(牝7、フランケル)が繁殖生活2年目の今年、新たにスタディオブマン(牡9、父ディープインパクト)と交配されたことがわかった。9日、「サラブレッドデイリーニュース」電子版が伝えている。
アルピニスタは今年2月に初子となるドバウィ産駒の牝馬(芦毛)を出産している。アルピニスタのオーナーで、スタディオブマンを繋養(けいよう)するランウェイズ・スタッドも所有するカーステン・ラウジング氏は「現時点でスタディオブマンは私の期待以上です。限られた数の繁殖牝馬で(今年3歳の初年度産駒が)これだけの成績を残しているので、興奮しています。ワクワクする将来が見えてきました」と期待を寄せている。ラウジング氏はアルピニスタの引退直前だった22年秋にこの2頭の交配プランを発表しており、有言実行となった。
スタディオブマンは父ディープインパクト、母セカンドハピネス、祖母が名牝ミエスクという血統。リアルスティールやラヴズオンリーユーが近親になる。現役時代は18年の仏ダービーを制している。