キプリオスが健在アピール、英ゴールドC前哨戦のレヴモスSを制す
2024年05月18日 11:15
現地17日、ロイヤルアスコット開催でのG1英ゴールドカップの前哨戦にあたる愛G3レヴモスステークス(芝14ハロン)がレパーズタウン競馬場で行われ、圧倒的な1番人気に推されていたR.ムーア騎乗のキプリオスが勝利した。
3番手の好位に付けたキプリオスはそのまま終盤までポジションをキープ。第3コーナーで仕掛けて直線に入ると残り1ハロン手前で先頭に立ち、最後はクイーンズタウンを1馬身差で退けた。昨年の勝ち馬ヤシンは3着までだった。
A.オブライエン厩舎のキプリオスはガリレオ産駒の6歳馬。2022年に英ゴールドカップなど4つのG1を含む6連勝で欧州長距離王に君臨したが、昨年は秋の2戦のみにとどまっていずれも2着。しかし今年は4月に復帰戦のリステッドを勝つなど2連勝で復活をアピールしている。
大手ブックメーカー『コーラル』は英ゴールドカップでキプリオスのオッズを2.1倍の1番人気に設定。英競馬メディア『At The Races』によると、オブライエン調教師も「順調ならば、もちろんアスコットに行く」と話している。