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7歳馬のボワダルジャンが重賞初制覇、豪G1ドゥームベンCで逃げ切り

2024年05月26日 10:55

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 豪G1ドゥームベンカップ(芝2000m)が現地25日にドゥームベン競馬場で14頭により争われ、ボワダルジャン(11番人気タイ)が好スタートからマイペースに持ち込むと、背後から追撃する4番人気ニューエンデバーを振り切った(0.05馬身差)。

 ボワダルジャンは好発からハナを取り切ると向正面にかけてペースを落とし、緩やかな流れから最終コーナーで一気にスパート。道中は背後で息を潜めていたニューエンデバーの追撃を際どく振り切った。

 さらに0.24馬身差の3着に後方4番手から馬群の中を伸びてフォークナーパーク(5番人気タイ)が続き、1番人気のコヴァリカは中団馬群の外から伸び切れず6着に敗れた。

 ボワダルジャンはA.ニーシャム調教師が管理するトロナド産駒の7歳セン馬でこれが重賞初制覇。2020年5月にフランスのF.グラファール厩舎からデビューし、英国のM.ボッティ厩舎を経て2023年にニーシャム師の管理となった。昨年10月にはG1コーフィールドカップで勝ち馬から3.95馬身差の4着に食い込んでいる。