カナダを拠点に活躍する木村和士騎手（24）は27日に米西海岸のサンタアニタ競馬場へ遠征する。25～27日の3日間で行われる「ゴールドカップ・ウイークエンド」の最終日。木村騎手は6鞍に騎乗予定となっており、G1ゲイムリーS（芝1800メートル）はイェルワンゼア（牝5、P・ギャラガー）、G2ハリウッドゴールドカップ（ダート2000メートル）はミスターフィスク（牡4、B・バファート）、G1シューメイカーマイル（芝1600メートル）はドミニカンパイオニア（牡5、W・ウォード）とコンビを組む。

　今年からG2に降格となったが、ハリウッドゴールドカップは過去に多くの名馬が制している西海岸の伝統のレース。木村騎手とミスターフィスクは先月行われたG3カリフォルニアンSを制しており、ここは重賞連勝が期待される。

　今年は日本人で初めてケンタッキーダービーに2年連続騎乗を果たし、テーオーパスワードで5着に好走した。25、26日は現在拠点にしているカナダのウッドバイン競馬場で騎乗し、27日はサンタアニタへ。同日の騎乗予定馬は6鞍中3鞍がボブ・バファート調教師の管理馬というラインアップになっている。北米における存在感は増していくばかりだ。

出典：日刊スポーツ