現地1日、カナダのウッドバイン競馬場でG3ジャックカルティエステークス（オールウェザー6ハロン）が行われ、木村和士騎乗のフラッグオブオナーが1番人気に応えた。

　スタート直後は2番手集団だったフラッグオブオナーだが、抜群の手応えですぐにハナを奪うと最後まで後続を寄せ付けず。2着のオールドチェスナットに1馬身1/4差の快勝だった。

　フラッグオブオナーはオーストラリアで生まれたアメリカンファラオ産駒の4歳セン馬。オーストラリアでの3歳シーズン終了後にカナダへ移籍し、昨年11月に木村騎手とのコンビでG2ケネディロードステークスを制覇。今年は5月の始動戦2着後のここで重賞2勝目を手にした。

　なお木村騎手はこの日のウッドバインで行われたG2エクリプスステークスでもタイソンで半馬身差の2着に入っている。