フィアースネスの全弟メンティー、トラックレコードでデビュー勝ち
2024年06月17日 12:45
2023年の米2歳王者フィアースネスの全弟にあたるメンティーが、現地15日に行われたアケダクト競馬場のダート5ハロン戦でトラックレコードを叩き出す鮮烈なデビュー勝ちを飾った。
メンティーは序盤から飛ばして2馬身ほどのリードを保って逃げ、直線半ばでは後続に約5馬身のリード。そこからコロキアルの猛追を受けたが、辛くもハナ差で逃げ切った。
勝ちタイムの56秒97は、1963年にバザールが残した57秒00を61年ぶりに更新する新レコードとなった。
米競馬メディア『bloodhorse.com』によると、フィアースネスの主戦も務めるJ.ヴェラスケス騎手は「彼が速いことは分かっていた。直線では未熟なところを見せたし、もっと集中できるようにすべきだった」と語りつつ、兄のフィアースネスを思い出させたと語った。
オーナーのM.レポール氏は「フィアースネスとは少し体格が違う。大柄だがややコンパクト。恐らく7ハロンから8ハロンの馬だろう」と話している。