大接戦の仏オークス、スパークリングプレンティが制す
2024年06月17日 13:55
現地16日、仏シャンティイ競馬場でG1仏オークス(3歳牝馬、芝2100m)が行われ、T.ピッコーヌ騎乗の伏兵スパークリングプレンティが競り勝った。
ほぼ一団で進む馬群の最後方近くからとなったスパークリングプレンティは、直線で先行勢の外に進路を取ってスパート。じわじわと伸びて先頭に迫ると残り約50メートル付近で4頭が横一線の叩き合いから抜け出し、最後は人気薄のシュルヴィーをアタマ差で競り落とした。
そのシュルヴィーから1/2馬身差の3着は2番人気のタムファナ。1番人気に推されていたアヴァンチュールはさらにアタマ差の4着までで、G2サンタラリ賞を勝っていたスタディオブマン産駒のバースは7着に終わった。
P.コティエ厩舎のスパークリングプレンティはキングマン産駒。5月のG1仏1000ギニーでは勝ったルーヒヤから約2馬身差の6着どまりだったが前走のG2サンドリンガム賞で重賞初勝利を挙げ、その勢いに乗ってクラシック制覇を果たした。いとこには日本でオークスなどを勝ったソウルスターリングがいる。