NEWS

ニュース

ニュース/コラム

コモンウェルスCに激震、ヴァンディークとブカネロフェルテが回避

2024年06月18日 13:15

  • 友だち追加数

 現地21日の英G1コモンウェルスカップ(3歳、芝6ハロン)で有力視されていたヴァンディークとブカネロフェルテの両G1馬が出走を回避した。英競馬メディア『At The Races』が報じている。

 SE.クリスフォード厩舎のハヴァナグレー産駒ヴァンディークは、2歳時に英G1ミドルパークステークスなどを無傷の4連勝。5月末の英G2サンディレーンS3着と初黒星を喫したが、陣営はコモンウェルスカップでの逆襲に自信を見せていた。

 ところが現地16日に陣営がヴァンディークに血球数異常が見られたため、コモンウェルスカップの出走を断念したと表明。「関係者全員にとって非常に残念なことだが、今もっとも大事なのは彼が健康を取り戻すことだ」とし、すべてが順調なら3週間後の英G1ジュライカップには間に合うとの見通しを示した。

 ブカネロフェルテはA.マレー厩舎のウートンバセット産駒。昨夏に愛G2レイルウェイステークスと愛G1フェニックスステークスを連勝し、9月の愛G1ヴィンセントオブライエンナショナルステークスは3着。今年初戦だった5月の愛G3ラッカンステークスを勝っていた。

 オーナーのアモレーシングはコモンウェルスカップの回避を発表し、「アスコットに到着後に乗り物酔いの兆候が見られ、病院で様子を見ていた」「今朝も元気ではあるが、金曜のレースは回避せざるを得ない」とコメント。速やかな回復と残りシーズンを楽しみにしているとした。