【プリンスオブウェールズS】父産駒の牡馬G1最多5勝…コントレイルとオーギュストロダン並ぶ
2024年06月18日 17:55
19日に英国で行われる「ロイヤルアスコット」開催2日目のメイン、プリンスオブウェールズS(G1、芝1990メートル、アスコット)はアイルランドのオーギュストロダン(牡4、A・オブライエン)がG1・6勝目を挙げられるか注目の一戦だ。
同馬はこれまでにフューチュリティートロフィー、英ダービー、愛ダービー、愛チャンピオンS、BCターフでG1を5勝。ディープインパクトの産駒最終世代であり、牡馬としては日本の3冠馬コントレイル(ホープフルS、皐月賞、ダービー、菊花賞、ジャパンC)と並ぶG1最多勝利となっている。
牝馬を含めると、ジェンティルドンナの7勝(桜花賞、オークス、秋華賞、ジャパンC2回、ドバイシーマC、有馬記念)が最多。これに続くグランアレグリアの6勝(桜花賞、安田記念、スプリンターズS、マイルCS2回、ヴィクトリアM)の6勝という数字がある。
ちなみに父ディープインパクトは皐月賞、ダービー、菊花賞、天皇賞・春、宝塚記念、ジャパンC、有馬記念でG1を7勝している。今年はすでにドバイシーマC、タタソールズゴールドCでG1制覇に失敗しているオーギュストロダン。欧州における父の最高傑作として、新たな記録を打ち立てたいところだ。