現地18日、英ロイヤルアスコット開催の2歳G2コヴェントリーステークス（芝6ハロン）が22頭により争われ、内ラチ側の集団を率いた単勝81倍の未勝利馬ラシャバー（18番人気タイ）が残り1ハロンで抜け出すと、遠く離れた外ラチ側から迫るエレクトライト（15番人気タイ）をハナ差抑えて逃げ切った。

　さらにアタマ差の3着に外ラチ側で先行した17番人気のコラムニストが粘り込み、A.オブライエン厩舎の1番人気カミーユピサロは勝ち馬より内ラチ寄りで先行するも11着に沈んだ。

　ラシャバーはB.ミーハン調教師が管理するホーリーローマンエンペラー（父デインヒル）産駒の牡馬で、これがデビュー3戦目にして初白星。4月19日の初陣はニューベリー競馬場の芝5ハロンで3着、5月9日の2戦目はチェスター競馬場の芝6ハロンで2着に敗れていた。