現地22日、米シスルダウン競馬場でG3オハイオダービー（3歳、ダート9ハロン）が行われ、J.アルバラード騎乗のバッテンダウンが快勝した。

　大外枠から出たバッテンダウンはスタート直後に外へ寄れたものの、鞍上が素早く立て直してハナを主張。そのまま2番手以下を離して単騎逃げに持ち込むと、コーナーで後続をいったん引きつけてからスパート。最後は2着のグールズゴールドに1馬身3/4差でゴールした。

　ケンタッキーダービー4着、プリークネスステークス3着とクラシックで好走していた1番人気のキャッチングフリーダムは、3番手追走から脚を使わされて4着に終わった。

　W.モット厩舎のバッテンダウンはタピット産駒。全兄に2019年のベルモントステークスで2着に入り、重賞を3勝したタシトゥスがいる。自身は4戦目だった前走で初勝利を挙げた後にベルモントS出走も検討されたが、陣営はここまで待って重賞初勝利を達成した。